(ヨーロッパ共通言語参照枠)CEFRについて

英語学習者の中ではCEFRという言葉を耳にする方も
もしくは全然知らない方もいるでしょう。

私は知らなかったのですが、外国語教育の参照枠として
ヨーロッパでから始まったもののようで
英語教育にも適用可能と枠が広まっています。

ちなみにCEFRは
Common European Framework of Reference for Languages
の略となります。

Wikiの解説が分かりやすいと思いますのでチェックしてみましょう
Common European Framework of Reference for Languages

CEFRのグレードはA1,A2,B1,B2,C1,C2の6つのグレードに
分かれており右に行くほどレベルが高いことになります。

CEFRの共通の基盤を作る目的は3つ提唱されており
* promote and facilitate co-operation among educational institutions in different countries;
* provide a sound basis for the mutual recognition of language qualifications;
* assist learners, teachers, course designers, examining bodies and educational administrators to situate and co-ordinate their efforts.

・異なった国での教育機関での協力体制を容易にすること
・言語能力の習熟度の測定基礎を提供
・学習者、教師、コース作成者、テスト作成者などの努力を支援する

ちょっと曖昧な訳ですが、こんな感じらしいす。

まぁあまり学習者には意識するところは無いかもしれません。
どちらかというと言語学者の教授や試験を作ったりしているところ
英語学習の教育機関は気になるところですね。

CEFRは日本にて英語教育の指標として広まりつつあるようです。
学習者が特に気なるのはやはり2つ目の内容にも関わる
6つのグレードのどこにあるかになるでしょう。

評価に関しては、コミュニケーションに置いて何が出来るかなどの
問いに答えることで結果は現れます。
Can ~となっているのがいいですね。

ただしWikiのページにもあるように各試験とのレベルの
対応も取れますのでチェックしてみてください。

英検との比較がありませんが
http://www.ukba.homeoffice.gov.uk/sitecontent/applicationforms/pbs/approvedenglishtestst2.pdf
のPDFでは対応しています。

これを見る限りTOEIC900点以上で、英検1級でC1レベルと単純比較できますが
コミュニケーション能力を重視していますので多少ズレがでますね。

やはり言語を学ぶ目的は使うためにあるのですから
こういったものでチェックしておいてもいいかもしれませんね。

学習はとしては、何々が出来るか?を考えて自分のレベルを見つけ
次のグレードには何が出来るようにならないといけないかの
ターゲットを見つけることが出来ます。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ