借りぐらしのアリエッティ(原作:Borrowers)

先日からレンタルを開始した「借りぐらしのアリエッティ」を借りてみました。

借りぐらしのアリエッティ [DVD]
借りぐらしのアリエッティ [DVD] スタジオジブリ (2011/06/17)
売り上げランキング:3位

英語作品ではないですが記事にするのはもちろん多読で、
原作の「The Borrowers」を読んだからです。

The Borrowers (Odyssey/Harcourt Young Classic)
Mary Norton
Sandpiper (2003-04-01)
売り上げランキング:928位
ページ数:192ページ
語数:33,825語
YL:6.1
オススメ度:(3.0)

ジブリ作品で原作があるとなると「ゲド戦記」をイメージさせてあまり
良い感じでありませんね。(スイマセン、ゲド戦記は原作読んだけど映画は一瞬テレビで見ただけです)

映画の作品としては、まぁまぁに仕上がっていました。
原作を読んだことがある人にはある意味うまく日本版にしたなと思う部分も多いです。

ただ原作の英国気質な雰囲気はやはりそがれていますね。
そして、何故か登場人物が「くさい」セリフを吐いてしまう。
このあたりは、最近のジブリの問題点だと思います。
伝えたいようなことを直接語られるとこっちは冷めてしまうと思うんですが…

原作を先に見てしまうと映画はどうしてもきってしまう部分があるので
かわいそうだなと思う部分もあります。その分、違う話を組み合わせて
もう一つの涙を誘うようなテーマつくりにしているのはアニメとしては出来ていると思います。

個人的には原作に嵌った!ってほどでもなかったのですが、
多読を通じて、名作と呼ばれる原作を読めるようになった。
これも英語を学習していて良かった感じる瞬間ですので原作と両方見て楽しんで欲しいですね。

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