Grammar in Use著者マーフィー氏講演会@新宿紀伊国屋「その1」

新宿紀伊国屋で行われたGrammar in Use出版25周年を記念したイベント。
著者による講演会と、竹岡 広信氏(駿台予備学校講師)
伊藤 サム氏(ジャパンタイムズ元編集局長)
神崎 正哉氏(TOEICカリスマ講師)とのQ&Aといった2部構成でした。

いろいろ書いていると長くなりそうなので何回かに分けて内容を
そこからの感じたことを書いていきたいと思います。

台風の来るあいにくの天気でしたが、たくさんの方の参加で講演会が始まりました。
雰囲気としてやはり英語学習に真剣に取り組んでいらっしゃる
参加者が多そうな雰囲気でした。あくまで雰囲気ですが…

まずは著者の講演の感想から、内容はこの本ができた成り立ちの
話から著者から見るこの本の位置づけなどです。

逐次通訳の形で講演が行われました。
通訳の人の逐次通訳凄いなぁって感じましたよ。

今回は著者が示したこの文法書の特徴に関してです。

1.この本はWorksheet方式で作られている。

もともとは英語学校に通う世界中の英語学習者に向けて、
学習の中で文法に躓いたとき、そのセクションをワークシートを
見ればクリアできるようになることを想定して作られたようです。

ですので使い方としては、最初から最後まで文法学習としてなめて
学習するのではなく、他の実践学習で文法的に躓いたときに
確認や理解をするためにチェックするつもりで使って欲しいとのことでした。

あくまで本線として学習するように作っていないと何度も強調していたと思います。
また文法自身も、英語の中では本線ではないと強調していました。
文法の書籍を書いている人からこのような言葉が聞けるのは興味深いですね。

2.英語で書かれた文法本であること

2つ目のアピールポイントです。
英語で書かれた文法書であるため、母国語の難しい文法用語を使わずに
英語が分からない英語学習者に理解してもらう工夫がされています。
イラストなどをたくさん使ったり、より実践的に使える工夫がされています。

日本の文法書は、難しい文法用語や試験の為の並び替え問題とか
こんなの覚えても、英語を使うときには何の役にも立たんといえるものは
いっぱいあります。その点が違うところです。

しかし、その意味では下のような翻訳版がでているのが残念ですね。

マーフィーのケンブリッジ英文法(中級編) (Grammar in Use)

Raymond Murphy
Cambridge University Press,Asian Branch (2010/11/01)
売り上げランキング:16641位
オススメ平均:4.5

会場では本発売もしていましたが、結構翻訳版を買っている人も見かけました。
著者としてはこの事態をどう思っているのか聞いてみたいところです。

学習者としては翻訳版と原作があったときに、やはり自信のなさとか
日本語のほうが理解しやすいだろうという感覚で翻訳版を手にする人も多いと思います。
個人的には翻訳版じゃない方をオススメしますね。
翻訳版は著者の思いがそがれている気がします。

同じことがピクチャーディクショナリーなどにも言えそうです。

Oxford Picture Dictionary: Monolingual

Jayme Adelson-Goldstein
Oxford Univ Pr (Sd) (2008/04/28)
売り上げランキング:51位
オススメ平均:4.5

ここでの私の収穫は、全部やらなくても言いなんだということです。< br />私は良い例文が豊富なので飛ばしながら音読して進めてなめる学習をしましたが
正直、この本は量が豊富なのでその方法でやると挫折する人も
多いと思っています。著者は使い方は買った人次第だと言っていましたが、
著者のいう使い方が出来れば十分なんだなと感じました。

ただそういう使い方が、ちゃんと出来ないと駄目ですね。
文法的に分からないことがあったとき、放置せずにGrammar in Useでチェックする。
その壁を打ち破って、たまにこの本を有効利用できるかが難しそうです。

次は、著者のこの本の使い方の意見を書いてみたいと思います。

関連するかもしれない記事

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ