【多読】難しいものと簡単なものを交互に読む事

多読用語として、パンダ読みという言葉があります。
「自分のレベルが上がってきても、並行してやさしい本を読むこと」

もともとキリン読みという「首を長くして(背伸びして)」、ちょっと難し目のものを挑戦する読み方の反対語として出てきた言葉だと思います。

私は難易度を難しいのとやさしい洋書を交互に読むと、英語がわかる感覚と難しい物語を楽しめる感覚の両方が楽しめるので、このパンダ読みは気に入っています。

今回、このパンダ読みがすげーっと思った出来事があったので少し書きたいと思います。

今年はこのパーシー・ジャクソンシリーズを読破しようと思って一冊目を読みきりました。

Percy Jackson & the Olympians: The Lightning Thief - Book One (Percy Jackson and the Olympians)
Rick Riordan
Disney Book Group (2006-04-01)
売り上げランキング:10994位
語数:87,133語 / YL:6.0 / オススメ度:(4.0)

こちらギリシャ神話にあまり馴染みのない日本人にとってはそれなりに読むのが難しいです。
主人公はギリシャ神話の神ポセイドンと人間の混血という設定で、壮大なアドベンチャーになっています。マンガっぽいストーリーですが嫌いじゃないです(笑)

ポセイドンのシンボルといえばtridentです。
この本では当然この単語が何度も出てきます。

上記程度の本を一冊読んだら、少しクールダウンの意味で多読で「やさたく」で
推奨されるような本をたくさん読んでいます。(このあたりがパンダ読み)

そして次に読んだ本が、この本でした。

Magic Tree House #33: Carnival at Candlelight (A Stepping Stone Book(TM))
Mary Pope Osborne
Random House Books for Young Readers (2006-06-27)
売り上げランキング:2859位
語数:11,833語 / YL:3.5 / オススメ度:(4.0)

内容は水の都、ヴェニスへいくファンタジーです。ここでも海の神として今後はギリシャ神話でなくローマ神話の神、ネプチューンが登場します。

このあたり多読をするだけで英語だけでなくいろいろな知識を得ることが出来てほんとうに楽しいのですが、この本ではtridentをthree-pronged fish spearと書かれていました。

こちらは子供の学習向けの本なのでやや難しめの単語は分かりやすい単語で説明されています。

いろいろな本を読んで、難易度に差があっても関連した内容が出てくると本当に理解が深まると思いました。これもパンダ読みのいいところですね。

2つの話ではギリシャ神話やローマ神話の内容に興味が出ました。
またMagic Tree Houseは子供向けにやや教育的な内容も含んでいて、
ヴェニスの歴史や絵画文化も学べます。行きたくなってきます。

やっぱり多読って楽しいなぁって感じる瞬間です。

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