オンライン英会話スクール運営者につけた注文
先日、ワンワードさん主催の生徒と先生によるオフ会に参加してきました。
オンライン英会話比較サイトBEST CHOICEとという
オンライン英会話比較サイトを作っている身として
オンライン英会話スクールの運営者に直に話す機会でしたので、
いろいろと運営者さんと話しをしてきました。
サービスを受ける側とサービスを提供する側の集まりですので、
サービスを受ける側としては結構、
いろいろな注文をつけることが出来る場だったと思います。
皆さんの欲している内容は比較サイトを運営している私も結構気になるところでした。
要望として多かったのは
・予約システムの改善
・料金など
ですね。
ワンズワードさんの予約システムは私としてはかなり使いやすいと
思っているのですが、それでも人それぞれオンライン英会話スクールの使い方は
違うのでいろいろ要望も出てきます。
「決まった先生ではなく、決まった時間で検索したい(予約画面の一覧性)。」
「予約の変更などが、早朝希望の生徒にとっては直前キャンセルできない(キャンセル都合など)。」
スクール側としても出来ることとできないことがあるかと思いますが、
予約システムなどはちょっとした変更で利便性がぐんと上がりそうですね。
私もたくさんの英会話スクールを体験していますが、
予約システムの利便性は結構気になるところです。
あと、料金に関しては2つの意見が聞けて面白かったです。
「もうちょっと安くならないの?」
「安いけど大丈夫なの?」
私は両方の意見がでるのが物凄く納得がいきます。
「もうちょっと安くならないの?」は、月定額制の毎日受けるタイプの
格安オンラインスクールに比べるとワンズワードさんは割高に感じられます。
「安いけど大丈夫なの?」はやはりオンラインの特性で、街中にある
スクールに比べると数分の1の受講料で受講ができるからです。
人により金銭感覚も違うので、頷ける部分もありますね。
私は関西人気質が刷り込まれてますので「安くてなんぼ」の精神で
運営者さんに、「もうちょっと安くなりませんか?」と聞いてみました(笑)
答え:「なりません!」
実はこれ、私が期待していた答えなんですよね。
ワンズワードさんの運営精神は、生徒、運営者、講師、三つがwin-winの
形でサービスが提供できることを理想としています。
安さをメリットにするため、受講料を下げると、どこを削るかというとコストです。
そうすると、コスト=(人件費/講師)の待遇が悪くなる。
講師の待遇が悪くなると、結局、授業の質が悪くなり、
結局、受講者もメリットを受けられなくなります。
運営者さんは
「量は質でまかなえるが、量で質はまかなえない」
とおっしゃってました。
「質と量の関係」は議論の余地がありそうですが、
オンライン英会話スクールは現在、一気に数(量)を増やしています。
この業界自体は勢いに乗っていると私自身も感じていますし、
街中のスクールも何かしらの対策をしないとすぐに勢いに飲まれることになるでしょう。
一気に増やしたように量に関しては簡単にあげることができます。
しかし質を上げるというのは相当の苦労を必要とすると感じられます。
オンライン英会話スクールの比較をしながら感じるのは、
今後は「質の高い」スクールが生き残り、淘汰されていく時代に入っていきそうだと感じます。
オンライン英会話比較サイトBEST CHOICEを作っている理由も
オンライン英会話スクールの全体の質の向上が一つにあります。
是非とも、今後も優れたオンライン英会話スクールが活躍することを願います。