オンライン英会話スクール業界は「スケール勝負」と「質勝負」の2極化へ!
私は2007年頃から、オンライン英会話スクール自体は利用させて頂き、その後多くのスクールを調査しておりオンライン英会話スクール比較サイト -Best Choice-では200社を超えるスクール情報を掲載しています。
そんな中、最近の業界の傾向について少し感じるところを書いてみます。
これからスクールを試してみたい方には、今業界の動きがどうなのか少しでも知っておくと選びやすいです。
【2015年度版】オンライン英会話スクールの選び方
当方、2011年から毎年年間ベースで選び方も書いていますので、そちらも参考にしてください。
2015年の選び方では「生活習慣との関係」をテーマに書きましたが、今年に入ってリアルタイム予約というNativeCamp(ネイティブキャンプ) がスクールオープンしたのは、業界の需要状況を結構いち早く察知していたと自負しています。
現在の流れとしてはタイトルにも書きました「スケール勝負」と「質勝負」の2極化が感じられます。
1.スケール勝負のオンライン英会話スクール
スケール勝負という面では2014年のオンライン英会話レアジョブ上場が大きな節目になったとともいます。上場することによりスクールの運営状況が目に見えてわかってきたので、そこをターゲットにして勝てそうと感じる、またはその領域に参加したいスクールがしのぎを削っています。
DMM英会話はDMMグループの資本力ですし、 ラングリッチもイングリッシュセントラルと統合などサービスのスケールで戦っていく姿勢です。
新5大格安月額制オンライン英会話スクール徹底比較(2014年版)
スケールメリットから選びたい方は、2014年に最新版の5スクール横比較ページを作りましたので参考にしてください。
2.質勝負のオンライン英会話スクール
一方、質勝負のオンライン英会話スクールは新規スクールに多く見られる傾向です。
少し前まではオンライン英会話レアジョブの毎日英会話で格安を模倣したスクールが乱立していましたが、ただ同じようなサービスでは大手さんに負けてしまいます。
そんな中、特徴を持たした英会話スクールが成功しているのが長年見ていて感じます。
ビジネス英会話のビズメイツはビジネス英会話に特化して、他とはレッスンの質自体が違うため特徴あるスクールとして伸びています。
BestTeacher(ベストティーチャー) さんも仕組みに特徴があり、個人的には自分で英文を組み立てる仕組みを持つスクールとして、多くの英語上級者が提唱する方法がスクールでできる良いスクールだと思っています。
個人的にはこれから参入したいと思っている方は、上記のような特徴のあるサービスを目指さないと苦しいのでスクールを開始する前に考えて欲しいですね。
当方200社以上も情報を見ているので、上記の戦いに参加しきれていないスクールは厳しい運営状況ではないか?と勝手に感じています。
特に1の舞台ではなかなか勝利することは難しいので、2の質勝負というか特徴のあるスクールがもっと増えて欲しいですし、既存のスクールでも業績が振るわないところは何かに特化した形がいいのでは?と思っています。
なお、スクールのタイプに関しては掲載オンライン英会話スクール、タイプ対応表を参考にすると目的にあったスクールが見つけやすいかもしれません。
2015年も比較サイトでBestChoice賞を決めようと思っていますが、今のところ隠れた伏兵の評価が高いです。
ECCがオンライン英会話スクール業界に参入して、どんなもんかと思ってましたが思っている以上に格安系で質の高いレッスンをするイメージでした。満を持した大手参入だと思いますので、試してみる価値はあると思います。
ただ、2015年スタートなので初期のサービス維持が出来るかが課題だと思っています。
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