英語学習で大切なのは?質or量?

1000時間クエストに参加している皆さんの中で、
よく記事として上げられている内容が、

「質」と「量」のどっちが大事かという話です。

結論から先に言うと、どちらも物凄く大事な要素なのですが…

1000時間クエストに参加していただいている方は、
自分の学習記録を、視覚的に見ることができますので、
あまり学習の質が良くないなぁと発見してくれている方が多いようです。
やはり記録して見直すことは学習の中で大切なことだと気づかせてくれますね。

何も記録せずに闇雲に進んでいると、そういった気づきすらないかもしれません。
そしてTOEICなどの結果だけを見て、駄目だった場合
「俺は(私は)才能がないんだ」「あんなに勉強しても駄目なのか」
と単純に判断してしまいがちですね。

私は英語学習において、まずは「量」が大事だと考えています。
イメージとしては「量ありきで質」でしょうか?

英語学習者の初心者の殆どの方が、
圧倒的に学習する量が少ないと感じています。

「英語なんて楽勝・すぐ出来る」的な宣伝文句に惑わされてしまい、
少し(例えば書籍や教材を一冊読み通した程度)で学習した気になってしまい
結局何もしていない事に、気づいていない方が多いです。

例えば「音読」一つとってもそうです。
1回読んだだけで覚えるほど、私たちは天才ではありません。
日本語の歌だって10回歌ってみても私はすぐに忘れてしまいます。

TV-CMなどは、何度も何度も放送することで記憶に植えつけていきますね。
CMディレクターの話では20回で短期記憶(聞いたことがある程度)、
200回で長期記憶(嫌でも覚えている程度)になるそうです。

CMですらそうなのに、1回書籍をまわした程度で
身につくはずが無いんですよね。

1000時間クエストもまずは「量」を積み上げていく感覚を
身に付けるべきという考えから、記録シートを使って
自身の「量」を表現できるように考えています。

もちろん、1000時間クエストに取り組んでいて、
シートを完成させ「質」が悪いなぁと感じたり出来ている方は、
「量」はすでにクリアの域に入っていることでしょう。

私もそうでしたが、初心者にありがちなミスが「質」ばかり
最初から追い求めている人が多すぎだと思います。
まだ何もしていないのに、自分の学習の「質」なんて
分かるはずがないんですよね。

「量」をこなして、自分の学習の「質」を判断する
これが正しい順序だと私は感じます。

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