グロービッシュという言葉は結局流行りものだったのか?
2011年頃なので今から4年ほど前に、急速に”グロービッシュ”という言葉が英語学習分野で出てきたのを覚えているでしょうか?
1500語で通じるというあれです。
恐らく日本語版で上記本が出たことにより「おっ、1500語覚えれば世界で通じる英語力になる」と、日本ではどちらかと言うと英語上達の近道的なイメージで捉えられたのかもしれません。
事実、グロービッシュが求めているものは「グロービッシュそれ自体は「言語では無」く、「道具」であり、英語を母国語としない者が国際ビジネスに適応する為に生み出した共通語」ということで、英語をもっと簡単にすることで多くの人が繋がる言語が必要となるという思想です。
個人的に英語に対する考え方では、このグロービッシュ的な考えは気に入っていて、私達も英語力をどこまで求めるかは、学習するときに意識しておいたほうがいいと思います。
私も漠然と「英検1級が取れる英語力になりたい」と学習してきたけども、今では「英検1級のアカデミックな英語は必要ない」と考えるようになりました。
もちろん英語が好きで好きで堪らない人は、どんどんと上のレベルや深み広みを目指していけばいいと思います。
ただ、殆どの人はどこかの時点で英語だけに焦点を当てるのをやめ、コミュニケーションツールとして実用的に利用する段階になるべきだと思います。
私が英語学習の資格取りにおいても「英検」から「通訳案内士」にシフトしたのは、私がやりたいことはアカデミックな英語力ではなく、外国人に日本の文化などを紹介できるようになりたいからでした。
英語学習を始める時、漠然とした英語力を上げるという目標は挫折しやすいです。
自分の求める英語力をかなり具体的に掘り下げて、スタートするほうが持続すると思います。
- 会社での昇進のためTOEIC900点以上が必要
- 海外ドラマなどを字幕なしで見たい
- 旅行中に英語力でまごまごしたくない
上記それぞれの目標で、やることは随分変わるでしょう。
TOEICなら何をおいても公式問題集をまず解くべきです。
字幕なしで海外ドラマは、その好きなドラマを繰り返し見る直接的な方法がいいです。
韓流ファンはドラマで、かなり韓国語をマスターしています。
旅行などで会話上手になりたいなら、やはりオンライン英会話レッスンで慣れておくことが必要です。
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私は英語学習サイトを作るぐらい、英語学習自体も研究したいと思い、いろいろやっていますが現実的にはその人それぞれに応じた実践的な学習方法がいいのでしょうね?
グロービッシュから、随分と話が飛んでしまいました・・・
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