通訳案内士2次試験(口述)受けてきました
今年最後の受験レポートです。なんというか夏から受験して最後は寒い12月と長い試験ですね…
合格発表は2月7日(予定)と年越します。また少し待つことになりますが、とりあえず終了してやや肩の荷が下りました。
私は1次試験と同じ会場の明海大学で受験をしました。
朝10時から受付の午前の部だったと思いますが、受験者数は受付番号から、およそ200人いたと思います。33の6番ぐらいまであり、大きい番号は試験室小さい番号は受験順番でした。6番まで受けるので一人10分とっても1時間掛かることになります。
全員終了まで結局試験会場から出られません。他の会場(京都・福岡など)が終わるまで誰も出さないといった徹底ぶりでした。恐らく同じ問題が出ていたのだと思います。
一応出た試験問題と雰囲気を紹介しておきます。
私の試験監督は日本人の女性と外国人の男性の組み合わせでした。
女の人はとてもやさしそうな感じで、私の言うことを「ふんふん」と聞いてくれている感じ、外国人の方は強面でしたが(笑)、しゃべると結構明るいみたいな、英語学校などのによくいそうな雰囲気の方でした。
試験部屋に入ると先ず名前を聞かれました。
”May I have your name, please?”だったと思います。
My name is …
この辺りでサクッと終わり、すぐに試験パートへ
1.受験者は、試験委員が日本語で話す内容を受験外国語で通訳する。
日本語文「秋葉原は東京を代表する電気街で600程度の店が立ち並びます。ウェイトレスがメイドコスチュームを着ているメイドカフェも有名です」
上記のような秋葉原を紹介するものでした。1回しか日本文を読み上げないので全部をメモして覚えるのは難しかったです。600と秋葉原と東京、メイド喫茶あたりをメモして、後は適当な英文で答えたと思います(笑)
日本の伝統芸能が出ると厳しいと思っていたので、街の紹介だったので多少は安心しました。
2.3枚のカードから30秒以内に一つ選択外国語でプレゼンテーション。
「日本の宗教について」
「季節の草花の特徴について?」
「温泉について知っておきたいこと」
上の3つでした(表記は正確ではありません)。私は上の中で「温泉を選択」。多分よく勉強している人は宗教を選ぶ人が多かったかもしれません。
温泉の紹介ではなく「知っておきたいこと」だったので、
「入る前に体を洗う」
「タオルを湯船に入れない」「スイミングスーツを来て入らない」
「リラックスしたい人もいるので騒がない」
「タトゥー禁止」などのルールが有ることをいいました。
その前に「日本にはたくさんの温泉がある」という前置き、最後にそれらを守れば十分楽しんでください。と言った感じで答えました。
時間は1分の時に試験官が合図するので、1分を超えて1分30秒ぐらいは話し続けたと思います(時間が余りそうだったので、タトゥーの話を入れました)。
このパートもメモなど取ってOKのようです。私はここでは使いませんでした。
その後のいくつかの質問は外国人の試験管から
「Q.タトゥーは絶対ダメなのか?」
A.基本的には駄目なところが多い、でもプライベートバスならバレないのでは?と返しました。高いホテルや旅館ならそういったプライベートバスがあります。
「Q.東京近辺にも(たくさん)温泉があるのか?」
A.自分の家の近くにも3つぐらいあるので、そういった小さい温泉はどこでも楽しめると答えました。(大江戸温泉とかラクーアなど有名どころを紹介すべきだったのか?ちょっとミス回答だったかもしれません)
「Q.その近く温泉はいくらぐらい?」
A.1000円程度で、安いですよ^^。とマイナー温泉は安いことをアピール(笑)
後もう少し聞かれたような気がしますが、上記質問に合わせて、とりあえず緊張しながらもコミュニケーションはとれたと思います。
試験終わった後は、スッキリしたので後悔はしていません(ここ重要)
もう少し、「何故通訳案内士になりたいか?」など試験以外のことも聞かれるかもと思っていましたが、受験者数も多いので短縮して試験をしていたように思います。
あっ、服装なのですが男性はスーツが望ましいのは確かだと思いますが、私は普段着てないので、着慣れない服装よりリラックスできそうな服装で行きました。(一応、スニーカー・ジーンズなどはやめて、シャツとパンツ、革靴みたいな感じです)
会場の雰囲気ではスーツが圧倒的に多かったと思いますが、それは年配の男性だからスーツが落ち着くんだと思います。若い方は結構カジュアルな人も多かったです。
女性のかたは着物着ている人もチラホラ見かけました。女性はむしろスーツは少なかったです。
とりあえずスッキリしましたので結果発表が来るまでは、通訳案内士試験のことは頭から切り離したいと思います。個人的に試験としては「日本のことを英語で話すことを計る」試験なので他の試験よりは面白みがあると思います。
個人的にはもし受かったら、今までの常識をくつがえすガイドの仕組みを作りたいというのが夢です(笑)
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