通訳案内士試験の2次試験対策(口述試験対策)
今年は通訳案内士試験の1次免除にTOEICも入ったので2次試験へパスする人も多いと思います。
例年1次試験が終わって合格発表まで長く、2次試験に対して不安なまますごす(というか放置してしまう)人が多そうなので、一応合格者としてアドバイスいたします。
まず2次試験ですが、なんとなく試験会場では厳戒態勢のような感じで長時間待たされたりしますが、試験自体はリラックスして望むといいです。
英検の場合だとどこかの大学教授?や講師みたいな頭の硬い人たちが面接官の場合が多く、通訳案内士試験は外国人の方は駅前英会話の講師みたいな人が多いです。日本人の方は、恐らく資格保有者で意気込みを見ている方です。
英語での面接の機会はあまりないので緊張する方も多いと思いますが、英検に比べれば確実に楽しく出来ると思っておいたほうが良いです。多少の文法ミスも大丈夫、熱意と伝える気持ちのほうが問われます。(あとは知識でしょうか?)
知識面においては日本的事象を多少覚えておくと便利です。
富士山の高さが3776mと空で言えるぐらいの知識は欲しいかもしれません。あとは日本の世界遺産の数や概要ぐらいは知っておきたい。
あまり多くの知識をやるのではなくコンパクトにまとまった参考書などで出来るとことまで音読練習をオススメします。
そしてある程度覚えたらオンライン英会話スクールで実践の慣れの練習をします。
私の場合はオンライン英会話スクールで、日本の文化や観光名所の案内をするのが楽しかったのでワードやパワーポイントなどで写真などを貼っつけて説明したりしていました。とにかく知らない相手に英語というアイテムを使って伝える練習がいいです。
尚、実際の2次試験では温泉をテーマにかなり会話しました。
「私:日本の温泉ではTATTOOが入っている人は入れないよ!」と伝えると、試験管の人がかなり食いついてきました(笑)
「試験官:え?本当?小さいやつでも駄目なの!?」
「私:小さくても駄目です」
「試験官:なんで駄目なの?」
「私:周りで不快感を覚える人がいるからです(マナー)」
「試験官:それでも温泉入りたいんだけど、何か方法はないの?」
「私:高い旅館にいけばプライベートスパがあるから、そこなら大丈夫」
「試験官:でも高いんだよね?」
「私:高いけどそんなに機会があるわけでないから高い温泉を利用することをオススメ」(テレビショッピングのように、実はこのお値段とは言えず・・・(笑))
具体的に3万円ぐらい払えばプライベートバスのついた旅館はあると思うなんて答え方もしました。
そうやってテーマについて話しているとあっという間に試験が終了。試験終了時には試験結果よりも、面接時に英語力はどうであれ自分が伝えられたことにかなり満足していました。
結果は合格となりましたが、やはり伝えようとする熱意が通訳案内士の2次試験では重要だと思います。その為に、オンライン英会話スクールで実践を積むことをオススメします。
スクール選びの参考にしてください。利用方法としては主体的に参加するので一定レベルのスクールなら大丈夫だと思います。あとは自分の予算とレッスン予定回数で選べば良さそうです。
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