【多読】ニューベリー賞が大人が選んだ児童書なら…子供が選ぶ児童書はどうだ?
多読向けにHolesはじめ多くのニューベリー賞作品が薦められています。
確かに読んだ後の「何かを得た、プロットのある」読了感は、単なる多読の中に何かを読み取ることが出来て読書の楽しさも感じられます。
ただし一方で、ニューベリー賞の選びかたは大人が子供に読んで欲しい児童書を選んでいる形なので、本当に子供にとって読みやすい本なのか?という疑問もあるようです。
そこで対比に出てくるのがChildren’s Choice Book Awardsです。IRA(国際読書協会)は毎年Reading ListとしてChildren’s Choiceというものを発行しています。
Children’s Choices Reading List
そこからさらに年代別にノミネート作品と対象作品を決めています。
他の賞と被るところもありますが、この賞はリストの中から子供達が決めているとのこと
一覧を見ていて、かなり多読にも推せる本揃いだったので多読王国でもまとめることにしました。ちょっと仕組みが分からないのですが2008年からのデータは確認できましたのでそのデータを紹介します。
ちなみにChildren’s Choiceは公式ホームページに1998年からReading List(選定前のオススメの本リスト)があります。PDF冊子の英語を読むだけでも勉強になるし、読みたい本が見つかるかもしれません。
レベル設定もKindergardenからTEENまで4段階で分かれていて、多読に読みたいレベルでちょうどいいです。
Children Choice Book Awards K-G2 シリーズ
このレベルは絵本なども豊富です。数百後レベルまでとなっています。
Children Choice Book Awards G3-G4 シリーズ
数千語レベルがたくさんあります。上記の表紙を見ても分かるように子供っぽい感じはします。
Children Choice Book Awards G5-G6 シリーズ
一気に数万語レベルも登場します。多少読み応えがある作品も豊富です。
発掘すれば人気になりそうな本がザクザク
Children’s Choice Book Awards TEEN
このレベルになると映画化されるような作品も多いです。
このあたりを目標に階段を駆け上がる感じで本を探すと面白そうです。
こうやって見ているとアメリカを含め、海外の子供達って読書を本当に楽しんでいて、それでまた成長も早いと思います。日本は小学生の頃はマンガが主流かと思いますが、私ももっと本を読んでおけばよかったと思っています。
もちろんマンガも悪くはないですよ^^;
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