Amazonのオールタイムベスト児童文学100から読みやすい洋書を紹介 中学生向け その4
アマゾンが最近日本の書籍のオンライン販売から13年間の蓄積した販売数やレビューから、これだけは読んでおきたい「オールタイム・ベストブック」というのを紹介しています。この度、「児童文学100」が発表されました。
児童文学ということで和書の発表なのですが、原作は英語という本が結構ありました。
多分、ここで紹介されている本の原書は初心者向けの「多読書籍」としてかなりお勧めできると思いますので、その原書を紹介してみたいと思います。
児童文学とは言え、英語学習者が原書挑戦には結構難しい物もあるのでkindleなどの補助を使うことをオススメします。
中学生向けその4です。とりあえずタイトルは知っているものが多いですね。原書を読む楽しさがあると思います。
邦題:パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 盗まれた雷撃
パーシー・ジャクソンシリーズはアメリカで大人気ですね。続編が2013年辺りに最も売れているヤングアダルトとして出ているので、今読んだら最先端に追いつけると思います。
内容はギリシャ神話をもじってますので、意外と日本でも「聖闘士星矢?」とかそういったアニメやゲームで出てくる名前はここから来ているのか?と楽しめます。
ギリシャ神話自体は吟遊詩人によるものだと思うので、元をそこまで深く知るのはきついけどこういった物語から知るという点でオススメです。
ディズニーによる映画化もされています。主人公の年齢設定が残念な模様ですが^^;
邦題:穴 HOLES
タドキストには説明不要のHoles。各方面で大絶賛されているので多読を始めた人なら知らない人はいない本です。
作者のルイス・サッカーは児童作家で他にも面白い本をたくさん出しています。Holesを読んでサッカーの書く本が気に入れば他の本も読んでみると良いと思います。
内容はプロットが良く出来ていますよ。
邦題:指輪物語
ロード・オブ・ザ・リングがここに出てくるんですね。
Tolkienの各物語は本格的すぎる(内容描写がめちゃくちゃ細かいです)のでいきなり読むには厳しいけど通好みの物語です。世界中では多くの方がこの本を読んでいます。
世界の3大物語の一つとして上げられるぐらいなので長編の映画と同時に原書で物語を味わうと良さそうです。多読をするにあたっては前日譚の「ホビット」の方がすぐに読めるのでそちらから読んでみることをオススメします。
今回の3作はすべて映画化されています。まず映画を見てから多読するのも、逆から入るのもどちらもいいです。
原書から入れば「自分でイメージを作る」、映画から入れば「映画のイメージ」を本でなぞる読み方になると思います。お好きな方をどうぞ。
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