人間は普通に続けることができることしか続かない(結果を出し続けるために)
いつも洋書ばかり読んでいる私ですが、たまには和書を読んで気分転換しています。
将棋の羽生さん本を初めて読んでみました。
ちょっと将棋を勉強しようと思って本屋を漁ると羽生さんの本がいっぱいありました。
結果を出し続けるために (ツキ、プレッシャー、ミスを味方にする法則) | ||
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この本の中で、羽生さんの思考を知って参考になることは多いのですが、
面白い文が「人は、普通に続けることしか続かない」と書いてあることです。
そして続けることが、その道で成功したり上達する道であるようなことが書いていました。
私も英語学習ではまずは継続をあげていますが、どのような世界でも共通点のあることなんだと思います。その中で面白い視点と思ったのが、「人は、普通に続けることしか続かない」ところです。
英語学習を例に上げますと、英語の学習を続けることが自然体でこなせる人が
上達し成功する人という視点が私には抜けていたと感じました。
私は英語学習の3要素として「継続」「実践」「適度な負荷」というものを挙げていますが、そのうちの「適度な負荷」というのが、「普通に続ける」という調整をする鍵なのかもしれません。
著書の中で、羽生さんも英語学習をやろうとしたことがあるが続かなかったというエピソードがあります。羽生さんにとっては、英語学習は普通に続けることができなかったんでしょうね。
確かイチローも、あれだけ野球の基本的なことを続けてきていて成功していますが、メジャーにいっても英語は普通に続けることができないと感じているんでしょうね(英語なんて要らないと言っていますので)
普通に続けるというのは案外難しいものです。
本を読むと、ところどころで羽生さんの面白い視点が見れて結構楽しかったです。
英語学習を続けている人にも、ちょっと読んでみて欲しい本だなと思いました。
もうひとつ視点で、この本から今私に何が足りないかと気づかせるものがありました。
それは畏敬の念を抱くような人の存在です。
そういう人を作ることは自分に劣等感を持たせるような感じになるので、
なんだかマイナスな感情として避けていたのかもしれませんが、そういう人を見つけることで
自分にパワーを与えることになることになるんだと思います。
すごい人の話を聞いたり、本を読んだりすると、やはりその凄い人にも「あの人が凄いと尊敬する」言葉が必ず出てくると思います。
羽生さんの言葉を借りると「畏敬の念を抱くような人を持たない人生は、人間として寂しいし、悲しいことです。」と痛烈な印象を受けました。
結果を出し続けるために (ツキ、プレッシャー、ミスを味方にする法則)
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