2015年度から中高で新英語力テスト実施方向
とりあえず学校教育でも「話す・聞く」という音の世界のテストが導入される方向の模様です。
【岡雄一郎】文部科学省は、2015年度に中高生の英語力を測る新テストの導入を目指す方針を決めた。「読む・書く」に加えて「話す・聞く」の力も測り、教え方の改善に生かす。教師の指導力を上げる自治体の取り組みも併せて支援する。
英語力テストは、全国の中学・高校から抽出して実施し、生徒の能力の現状や課題点を把握する。同時にアンケートで勉強時間などの学習実態もつかむ。まず来年度は、英検やGTEC(ジーテック)などの民間検定でどれだけ生徒の習熟度を測れるか、試行して調べる。
そのうえで、民間検定機関と連携してテストを開発する予定。実施校数や「話す力」をみるための形態などは今後検討するという。田淵エルガ・外国語教育推進室長は「能力のランク付けではなく、指導方法の改善に向けた正確な現状把握が目的」と説明する。
でも、方向性を見ていると学校教育の中では英語に関しても評価を付けないという手前、なかなか英語力の大事な部分を計るということは難しいのだなと感じます。
皆さんもご存知のように言語能力としてはListening / Reading / Speaking / Writingの4つの能力があります。最近になって、この4つの能力をバランスよく鍛えていかないといけないという風潮も高まってきました。
【英語学習の道標vol.1】英語力とはどういうものか見つめなおす。
上記のページでも書いていますが、人類の歴史を紐解くと「音の世界」→「文字の世界」と発明されてきたので、順序的には「音の世界」から入っていくほうが普通だと思います。
英語を学習する上で、テキスト等、文字の材料を使って学習するのはいいですが、どんな時でも音の材料がないと、私は意欲がわきません。
ですのでニュース記事を使って英語学習する時も、なるべく同じ音声があるものがないかいつも探しています。
とりあえずテストを使って能力を測る習慣が出来る事はいいですね。あとはじゃあ、「話す」「聞く」をターゲットにした授業や学習方法の展開がどれくらい出来るかでしょうかね?
「英語のレッスン中は会話・問題を全て英語にする」としてしまえば、かなり解決すると思うんですがね!
生徒同士でも全部英語だったら、なんとかして英語でコミュニケーションしようと一生懸命学習する気になると思うんですが・・・いかがでしょう?
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