語源で語彙力増強[vol.0] -語源で語彙力アップしよう!-

新カテゴリの登場です!
前々から、纏めたいなーっと思っていた内容です。

接尾語や接頭語また語根と呼ばれる単語のパーツの意味を、
ある程度理解をしていると単語の記憶力向上や、
知らない単語の推測が出来るということがあります。

で、ちょっと調べてみると結構「語源で覚える」ことを
お勧めしている人がいっぱいいることが分かりました。
(高校ぐらいまでの単語だと、語源の威力が効きにくい重要基礎単語が
 多いのであまり習わないみたいです。でもTOEICの単語やビジネス英語
 などの単語は、語源の威力が使える単語が多いです)

「語源で語彙力増強とはどういうことか?」

言葉には成り立ちというものがあります。
例えば日本語でも、漢字がわかりやすい例です。
漢字は「へん」や「つくり」「かんむり」といったパーツの
組み合わせで出来ており、それぞれのパーツが意味を持っていたりします。

鮪、鰹、鯛、鰯などの魚へんはその漢字が「魚」に関係する
といったことを意味してます。

それと同じような事が英語にも当てはめることが出来ます。
語源を意識することで、単語を「体系的に」学べ
効果的に単語を覚えることが出来ます。

一例を挙げてみましょう。
「depression」という単語があります。
この単語をパーツに分けてみると

「de-(下に)」+「press(押す)」
+「-ion(動詞から「行為、動作、状態、結果」などを表す名詞を作る)」
ここから「下に押し付ける行為や、動作」が浮かべることができます。

辞書に載っている意味は
de・pres・sion
━━ n. 下落; 沈下; くぼみ; 【気象】(気圧の)低下; 不況;
ですのである程度パーツからイメージ出来ると思います。

語源を意識して覚えることのメリットは
前述のように主に2つあります。

1.初めて出会う知らない単語を推測できる
⇒分からない単語に洋書などで出会ったとき、文脈から推測したりしますが
 語源を知ることで推測の方法が増え、さらに的確に推測できます。

2.体系的に覚えた単語は記憶に定着しやすい
⇒1つ1つの単語をただ闇雲に覚えるよりは、カテコライズして
 脳にインプットすることで記憶量が増えます。

語源を意識して、単語を覚えることは効果的ですが
その語源自身も結構数があって400~500ぐらいあると言われています。

ですので使われる頻度が高く、重要度の高いものから
覚えておいてそれ以外のものは分からない単語を
辞書で調べるときに語源もチェックしてみるといった方法で
覚えていけばいいのかなと思います。

重要度の高いもののリストとして14 master wordsというものがあります。
自分のページでも重要度の高そうなものから解説してみたいと思います。

頭の片隅にでも記憶しておくと、きっといいことがありますよ!

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