通訳案内士試験受験レポート その3
通訳案内士試験の受験レポートその3です。
通訳案内士試験の概要に関してはEQGの英語検定試験の項目に
まとめましたのでそちらを参照ください。
⇒通訳案内士試験に関しての情報
今回は試験の手応えを書いてみたいと思います。
今回の試験は、実は絶対合格を目指して学習していません。
当然、受けるからには合格を目指しますが、まだまだ自分のレベルは
到達していないと考えています。ただ1回受けることで試験の概要が
分かるし、次回に向けての対策が立てられると考えています。
(何分、TOEICや英検に比べて情報が少ないからですね)
試験前の対策としては、とりあえず過去問4年分をやってみた程度です。
http://www.hello.ac/
ハロー通訳アカデミーさんは、過去問も置いてあり
情報量、速さ共に非常に使えると思います。
講義を受けたり、テキストを買っている人もたくさんいると思います。
(受験日に早速解答速報が出ていますね!!)
まずは英語1次の試験です。こちらは70点以上で合格としています。
英語の試験問題は中高の学校のテストのように、
問題用紙に解答欄が含まれています。(その為、問題は回収されます)
問題は基本的に日本について書かれた英語文章を読んで日本語訳したり、
日本文化に関して英語でライティングするものが多いです。
最後には、結構難解な日本語を英単語で書く問題もあります。
「つわり」「はしか」「雅楽」「観光庁」など難しいのですが、
過去問を見ていると、ある程度、頻出単語というものはあるみたいですね。
私の手応え的には、とりあえず必至に解いて日本語訳などは
自信がありますが70点となると厳しそうです。
どのように採点されたのか是非とも結果の点数が知りたいですね。
次に邦文テストですが、各科目それぞれ60点が合格基準点と
言われています。私は過去問でとりあえず60点以上にはのせる程度の
練習をしてきました。
特に、対策本とかで練習はしていないのですが、
このページの内容なんかは学習する方は参考になると思います。
⇒通訳案内士試験をはじめからていねいに
最近、TVでもQさまなどクイズ番組の流行りもありますので
雑学学習も意外と楽しいです。
科目ごとに少しだけ書いていきます。
自己採点結果も包み隠さず書きますね(笑)
・日本地理(65点)
国立公園や、やはり観光地として有名な場所の出題が多いです。
一度行っていると答えやすいのですが、知らないと全く分かりません。
私は得意分野なのですが、今回は過去問よりも思惑が外れました。
苦戦したと思っています。
これから学習する人は、まずは過去問を解いて定番の出題は
しっかり取りこぼさないのが重要です。
(国立公園、歴史的文化物、温泉地などが鍵ですね。)
・日本歴史(58点:不合格ライン)
日本歴史は大学入試のセンター試験で頑張って覚えたのですが、
この試験での日本歴史は、少しマイナーな問題が多いです。
内容で多いのは、宗教関係や文化になります。
(学校の授業では、サブ的キャラが全面に出題されます)
あと、今回の試験を受けてみてやっと気づいたのですが、
日本に来た外国人に関する問題が非常に多いです。
外国人視点で日本の歴史を見ることも必要な気がします。
(文化史を中心に、学校では忘れがちな近代文化まで理解すると良さそうです)
・一般常識(61点)
一般常識は過去問では余裕があったのですが、今回非常に苦戦しました。
一般常識で多い問題は経済や国際関係の条約、
あと日本の情報として人口推移、最近の時事なども多いです。
いろいろな項目で世界の中で、日本が何番目かなども知っておくと良さそうです。
付け刃ではなかなか対策できない教科に見えますので、
広く教養を得るしかないですね。
時事問題に関しては日本や世界のニュースを英語で
チェックしたりすると一石二鳥な気がします。
今回の問題では2010年、日本の観光PRのキャッチフレーズは何か?
という問題も出題しました。私は全く知らなくて、
それって、逆に知名度が低いってやばくありません?って観光庁に言いたくなりました。
Japan. Endless Discovery.らしいです…
とこんな感じでした。すべて60点近くって…
とりあえず、受けてみてよかったと思っています。
1年に1回の試験ですので、気長に取って見ようぐらいの意識で、
日頃から軽い継続した学習をすると良いと思います。
試験もそうですが、日本に来た外国人が何が知りたいか?
そういったことを日頃考えて知識を深めると資格取得後も
有意義なガイドが出来ると思います。
以上で、今回の受験レポートを終了します。
通訳案内士に興味がある方で、聞きたいことがあれば
私に答えられることがあれば、何でも答えますので
遠慮なく質問してくださいね。
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