Grammar in Use著者マーフィー氏講演会@新宿紀伊国屋「その3」

新宿紀伊国屋で行われたGrammar in Use出版25周年を記念したイベント。
回顧録その3です。

前回までは著者の講演の内容をレビューしました。
今回は2部のQ&Aトークについてです。
こちらはどちらかというと日本人の御三方のお話が多かったです。

結構たくさんの事を言っていましたが、
メモ書きして印象に残ったことについて書いておきます。

・Grammar in USEとの関わりについて。

講演会の趣旨が書籍25周年記念ですので、まずこのことについて話してました。

used toの文法説明を言葉でなくイラスト(ある人が写真を持って語っている)
で説明している例をあげ、他の文法書だと日本語で訳文や説明文だけで
分かりにくいところをこの本は理解しやすいと褒めていましたね。

私もそう思います。皆さん当然、この本を褒めていました。
私も文法書として推薦している本ですのでもちろんこのあたりの
優秀なところは押したいところでもあります。
私は1点だけ量が豊富すぎて苦しい点をネガティブな面で見ていましたが、
そこも今回の講演会で、全部やるものではないことを理解して
そのネガティブに考えていた一面も解消されました。

そういえば竹岡先生がこの本は「かっこいい」って言ってましたね。
私もですね、何気にかっこいいって重要だと思ってます。
やっぱり本に愛着もってないと、面白く学習できないものです。

ここから参加者の質問に答えるコーナーに関して。

・Writingの練習法はどうしたらいいか?

Writingと一言にいってもいろんなライティングがあるので
どの方も答え方に苦慮していましたが、型を覚えていくことが一つ挙げられました。
(これは英借文と似たような感じですね。)

あと練習法として、独学者としてなるほどと思ったのが
神崎先生があげた「Quick Writing」です。

これはテーマとタイムリミットを設けてとにかくライティングをする練習法です。
私はどうもライティング自体を練習するのがどうも面倒臭くて苦手なのですが、
タイムリミットを設けるという発想が良いと思います。

特に初心者の方が英作文をしようとすると、なかなか書けなくて
困ることが多いと思いますが、時間制限があるととにかく書いて
伝えようとペンを動かすのではないかと思います。

出来上がったものをチェックしてもらうことが必要になりますが、
一番早いのはネイティブにチェックしてもらうことですね。
(ここで私はオンライン英会話の出番もあると思います。
 そのかわりこの場合は質の高い講師がいるスクールを選ぶべきです。)
次に、自分で時間を掛けて復習するということをしてもいいと思います。

・Speakingの練習

スピーキングの練習は相手がいないといけないことを言っていたのですが、
その相手探しに関してはなんとなく歯切れが悪かったですね。

私ならそこですぐさまオンライン英会話スクールを押すのですが、
何かしがらみでもあるのだろうかを思ってしまいました。

確かにオンライン英会話スクールをたくさん受けて比較している私の
立場からすれば、質がよくないと感じるところもあります。
それを超えても魅力的に感じるのがオンラインスクールです。
オンライン英会話比較サイトBEST CHOICE

私は独学で自力でなんとかしたい派なんですが、
それでも会話は相手がいないとやっぱり駄目と感じます。

本を出版しているような方の講演会やセミナーに行くと
本の枠を超えたお話が聞けるのは毎回面白いです。

ちょっと長くなるので続きは次の記事で。

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