ラグビーで学ぶ英単語(ポジション編)

本日、ラグビーワールドカップの決勝戦でした。

元ラガーマンの私としては、日本戦を含めケーブルTVを通して
たくさんの試合を見てました。
もちろん英語学習者としては英語実況で聞いています。
解説者の言葉の癖や、訛りのある実況も面白いです。

ラグビーを見ていて英語がいっぱい出てきて結構単語が覚えられる模様ですので
ちょっとまとめてみたいと思います。

まずはポジション編
ラグビーのポジション図-02.png

ラグビーは15人です。
1と3.Prop(プロップ)
「支柱/支え」の意味です。スクラムの最前列で左が1番、右が3番です。
名前のとおりスクラムの柱となります。

2.Hooker(フッカー)
「引っかく」の意味です。引っかく人ですね。
スクラムの最前列の真ん中のポジションです。
スクラムでボールが入れられた後、足で引っかく役目があります。

またラインアウトでもボールを投げ入れる役目です。

4と5.Lock(ロック)
ロック「固める」の意味です。スクラムでは2列目で左が4番右が5番になります。
最前列のプロップの股の間から腕をいれスクラムを固めています。
長身のプレイヤーが多くラインアウトではジャンプしてボールを取る役目です。

6と7.Flanker(フランカー)
「側面にあるもの」ということでスクラムでは側面にポジションしています。
ちなみにflankには脇腹の様な意味もあります。
私はこのポジションでした。というかポジションの英語の意味知らなかったです。
タックラーが多く、キャプテンもこのポジションが多いです。

8.Number.8(ナンバー8)
意味はそのまま8番ですね。フォワードのまとめ役といったポジションです。
スクラムでサイド攻撃をしたり、意外と下がって防御しているときもあるので
注意してみてみてください。

ここまでがフォワードポジションです。
ちなみにForwardには「前側」の意味がありますね。

続いてバックスに移りましょう。
BacksのBackはもちろん「後側」です。

9.Scrum Half(スクラムハーフ)
Scrumはラグビーの試合を見てもらえば分かります。組み合っているのがスクラムです。
スクラムハーフはその後でボールをバックスに回す役目です。
当然パスのうまい選手は判断力を必要とします。小さめの選手が多いです。
ハーフという名が付いているのはポジションを前から8分割したときに4列目に当たるため。
次のスタンドオフも5列目なのでハーフと名前が付く。

10.Stand Off(スタンドオフ)/fly-half
スタンドオフは「離れて立つ」といった意味ですね。最近ではfly halfの表記も目にします。
スクラムハーフに対比してフライハーフという言葉が使われていると思われます。
言葉のとおり、フォワードのポジションから離れて立ちスクラムハーフのボールを受け取ります。
バックスの攻撃の起点で、キックやパスさらには攻撃のサイン等、
非常に賢さと機敏さを要求されます。

11と14.Wing Three Backs(ウィング)
wingは「翼」の意味ですね。11番が左の一番端、14番が右側です。
バックスは攻撃時にラインをつくりそれが綺麗な翼のように見えます。
足の速い選手が多く、トライゲッターポジションといわれています。

12.13、Center Three Backs(センター)
略してCTBと書いたりしますね。12番がinside,13番がoutsideです。
高校の時は第1センター、第2センターみたいに言ってました。
言葉のとおりバックスラインの中間ポジションです。
足も速いのに当たりの強い選手が多いです。

15.Full Back(フルバック)
「最後備」ですね。守りの最後の要ポジションです。サッカーのゴールキーパーに近いですね。
フルバックのfullはこれもポジションを8分割したとき、8列目でfull(一杯)になるため。

前の2つのThreeはThree quarterで4分の3、つまり8分の6列目だから。
おいおい7列目はどこにいったという突っ込みはなしで、昔は存在したらしい。

時間があれば熱が冷めないうちに、ルールや用語も記事にして見たいと思います。

ラグビーに限らず世界のスポーツ中継があれば英語実況で見てみるのも面白いですよ。
ある程度聞き取れなくても試合は楽しめますしね。

ちなみにラグビーは審判にマイクが付いているので、
サッカー以上に声が聞こえます。

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